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<松見坂とは>
淡島通りと山手通りの交差点が松見坂交差点で、そこから坂を上って駒場高校の手前の信号までが松見坂だ。この松見坂は淡島通りでこの箇所だけが何故か道幅が広い。中央にグリーンベルトがあって眺めのよい通りとなっている。
松見坂交差点からすぐのところに松見坂のバス停があるが、その手前の下を細い道路がくぐっている。空川という現在暗渠となっている川の上の道だ。明治の地図には遠江橋という名の橋が書かれている。橋の大橋側には松見坂地蔵がある。800メートル先の駒場地蔵と共に、東西両側から駒場を守っていたと伝えられている。
<駒場側>
駒場側と大橋側が川の両岸のように離れている。駒場側の交差点のそばにはイタリアの国旗を掲げたレストラン、ドーヴ・チェ・ラ・フォンテがある。結婚式のパーティがよくある店で、間口が広く、入り口前の歩道は緑に囲まれ、店内は十分なスペースがある。 この建物の裏は現在しゃれたマンションになっているが、かつてはそこに松見湯という風呂屋があった。テレビドラマのロケにもしばしば使われていたそうだ。
コインランドリーの隣は、スナック花。シニアには懐かしい雰囲気の店。ママさんと話したりカラオケを楽しめる。ル・シャン・ド・ピエールはケーキ屋さん。カウンターの席から淡島通りのグリーンベルトを眺めながら一息つくのによい。松見坂ロールというケーキが名物。DEMODE10には古い家具が置かれていて眺めるだけでも楽しい。コスタラティーナは 3階建てのイグアナの絵が描かれた建物の中。2階には本物のイグアナがいるのだが、それを知る客は少ない。サルサ教室なんかもやっている。料理も雰囲気もラテンアメリカ。ミラヴィルはオーナーシェフによるオリジナリティのあるフランス料理の有名店。ミシュランの星もついた。
家庭洋食ことぶき亭は平成19年12月に開店した。味げんは外に赤提灯を出したカウンターがメインの居酒屋でマスコミにもしばしば登場する。
<大橋側>
松見坂の大橋側には、山手通りに面して和食ダイニングバーのまつみがある。バス停の先にはスペイン料理のこの辺では歴史のある店ボラーチョとつづく。道路を挟んで新しくイタリア料理店GUSTOが開店した。坂を少し上がったカウンターが主の中華料理店東北菜館は混んでいることが多いが親しみやすい。
坂の途中のBOOK&ART万力のある家は漫画単行本を刊行する北冬書房の店。つげ義春の未発表作品から命名したそうだ。ホームページにある渋谷迷宮というコラムに渋谷の戦後史をうかがうことができる。
坂を上がったところのセブンイレブンは駒場高校の生徒の利用が多い。その隣の和菓子の店さか昭は松見坂だんごが名物でマスコミでもよくとりあげられているようだ。
<通りの奥>
松見坂のバス停から駒場側を少し住宅地に入った井の頭線のトンネルの入り口には、明治44年に開園した駒場薔薇園が秘密の花園のようにしてあった。現在花壇だった場所は更地となっているがバラ園としての営業は続けている。